こんばんは!リョウです。
シェルター周りにいた猫達をTNRしました!
この子達は全く近寄ってもくれない子達で、寝床とご飯をあげていました。
最近夜になるとよくワオワオという発情期の鳴き声が聞こえていて、早く手術しないと子供が生まれてしまうなと焦っていました。
そこで宝塚市役所へ地域猫活動 助成金の申請書類をもらいに行きました。
助成金申請の手続きは市によってそれぞれですが、宝塚市の申請を簡単に説明すると
まずTNRする地域から申請者1名と協力者(1名以上)が必要です。
トイレと餌やり場を決め、実施範囲を記します。
この地域の自治会長にサインをもらい、申請書類を提出できます。
実際に自宅地域でのTNRもこのやり方でしましたが、今回はシェルターということで申請者になれませんでした。
申請者は宝塚市民だからOKという訳ではなく、その地域に住んでいる方でないとできないのです。
人間と猫が共生し、猫の生涯を地域で見守る必要があるからです。
そこで慌てて申請者になってくださる方を探しました。
シェルターのご近所の方は猫好きな方が多かったのですが、皆さんご年配で協力者ならなってくれるとのことでした。
申請者を探している間に子猫が生まれたら大変なので、今回は助成金を使うことを諦めました。
この申請、とても大変な作業なんです。
本当に理想的なTNRの進め方だと思います。
地域で責任を持って皆で猫達と共生する。
でも市役所に書類を取りに行ったり提出したり。
場合によっては修正もある。
自治会長にアポイントをとって説明に行く必要もありますし、トイレと餌やり場が申請者の敷地でない場合
は許可が必要で、許可を得るためにチラシを撒いたり話し合ったりします。
こういうことをしていると、なかなか手術ができないんです。
以前宝塚市に地域猫の助成金制度を導入する際に関わった方から、当時のお話を聞きました。
ここまでキッチリ理想を描いてやっと助成金制度ができたそうです。
凄く大変だった様です。
制度ができてから約5年たった今、地域猫活動の助成金制度の枠(予算)が余っているそうです。
約50匹ほどの枠というのを耳にしたことがあります。
それが余っているんです。
実際に私達も助成金を使う時もあれば使わない時もあります。
TNRのご連絡いただくのは急ぎの時が多く、だいたい申請処理を待っていられないんです。
かといって申請を緩くするのも違うと思いますが、実際たった約50匹の枠が余っているのです。
これは宝塚市としての地域猫助成金制度が浸透しておらず、TNRが進んでいない原因の一つです。
昨日は宝塚市議とTNRについてや、譲渡会情報を広報に載せてもらえないかをお話しさせていただきました。
何とかしてこの問題を解決できないかと考えています。
ここで私達にとって新たな問題も出てきました。
市と県の猫についての条例をつくらないとできないことが多いということを知りました。
時間がかかることなのですが、放っておいてもこのままです。
安易にペットを捨てたり、TNRが進まない限り殺処分は減りません。
この状況が続く限り、愛護センターがある中核都市以外の兵庫県の殺処分数は減る見込みがないと思います。
宝塚市は中核都市ではなく愛護センターを独自で持っていないため、兵庫県としての愛護センターが管轄になります。
私達はやれることをやっていきます!!
きぶん屋×60家 譲渡会情報
開催日
2月24日(日)12:00〜14:00
開催場所
猫スペースきぶん屋
宝塚市仁川北2-7-1さらら仁川南館1F
(阪急仁川駅前)
今日も最後までお付き合いありがとうございました(^^)
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